お通夜

高校時代の友人の父上が亡くなりました。 ご本人と直接の面識はありませんが、友人はとてもしっかりした 人の気持ちのわかる人です。 それを育てた父上の遺影は、やはり人柄を表すような りっぱな方でした。

がんだったそうです。 宣告を受けてから3ヶ月という短い月日でしたが、治療法を自分で選んで、最後まで自宅で過ごすことができ、ある意味 ご本人も幸せだし、子供孝行でもあったのではなかったでしょうか・・・不謹慎ですけどね。

友人は吹っ切れた様子で、介護の先輩としての話は 参考になりました。 ちなみに彼女は母上も認知症で入院してます。 これから来るであろう現実 に向き合う勇気をもらいました。 私自身の父も最近 記憶力が極めて怪しい・・・しっかりしすぎるくらいしっかりしてた父だけに、母と顔を見合わせてしま う場面もあります。 子供として母をサポートする覚悟はできているつもりでしたが、今日あらためてその思いを強くしました。

お式の後、お食事をいただきながら、数人の友人達とそんな話をしていて、気がつけばご親族以外は私達だけ! まるでプチ同窓会みたいに話し込ん じゃったのでした。 やっぱり、生前善行を積んだ方は、なくなった後でさえも 人を引き合わせる ”よい仕事”をなさるんだ・・・などと、勝手な解釈をし ながら、しみじみと家路に着きました。

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