張り詰めた空気

裁判の傍聴というのに、初めていきました。 おもしろい!もちろん興味深い方のおもしろい。実は前日の寝不足で、ねむくなったらどうしようと思ってたけ ど、そんなヒマはないほど。

窃盗を犯した被告人は、ちょっとインテリですごく雄弁。 入廷してきた時から悪びれた様子はなく、堂々としていた。 DVDを万引しちゃった彼、 店長に追いかけられてあっけなくつかまっちゃったのですが、どうして繰り返してしまうのかとの問いには、仕事がなくてむしゃくしゃ、運試しのつもりでやっ てみただけと、あっけらかんの感じ。 もともと冷たい感じの検事さんもぶち切れに近い口調だし、弁護人も、情状酌量の余地があるものと思われますというき まり文句も まるっきり棒読みチック、しまいにはお笑い系の裁判官も 声を荒げてた。

事件そのものは軽微だけど、というか軽微であればこそ、すごく悲しくなったり、考えさせられてしまうものだった。 社会情勢を反映しているよう で。

裁判員制度では 重大事件の評議 判決が選任された人の仕事になる。 選挙権と同じ権利の行使であるが、だいぶ気が重い。

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