月別アーカイブ: 9月 2012
paris あれこれ (2)
今日はヴィエノワズリーの日。 ブリオッシュ パンオショコラ クロワッサンの成型。 1ミリ単位で厚さのを設定できて あっという間に伸ばされ カットされてく生地。 バターがはみだしちゃった!なんてありえない。 あたしもこの機械欲しい・・・。いっぱいならんだパンたちはかわいいかわいい。この時点で冷凍され、各店舗で最終発酵~焼成される。 成型は結構自信があったけど、部門チーフのマキシムには なかなかOKもらえず、そうじゃないんだ! はやく!と言われ続け、また だれでもできるパンオショコラのショコラ巻きに回される の繰り返し。 マキシム作成の中にもNGの見本みたいのが結構あったと思うけど(笑) それより 隣のパティスリー部門の仕事が気になる気になる。 イチジクやりんごを思いっきり積み上げて焼いたタルトや 日本人パティシエちはるちゃんの作る パッションフル-ツ&フランボワーズのタルト(今回食べた中で一番美味しかった!) 華やかな彩りはやっぱり惹かれる。 これ、お店の一周年アニバーサリーケーキでやってみようかな。 ちはるちゃんと同じようにはできないと思うけど。 フランス人は楽しそうに働く。 仕事中に歌い、食べ、 ふざける。 それに引き換え、日本人はだまってよく働く。 器用だし、研究熱心。 コミュニケーションを取れるだけの語学力の問題?と思いきや パリ暦4年のちはるちゃん ぺらっぺらだった。 いい加減なフランス人は日本の割烹料理やではきっと修業できないでしょう。 きっと。 日本人はパリのちょっといい店には必ずいます。 重宝されるわけです。 さすが。
paris あれこれ (1)
行ってまいりました。 何から書いていいものか・・・ですが、順を追って。 研修先は 滞在先からすぐそば。 午前中はへんてこりんなフランス人のわけのわからないフランス語と粉まみれになりながらの研修。 粉を吸い込んで くしゃみが止まらない。でも、思い切り吸い込みたいパンの焼ける香り。 大人が3人くらい入れそうな機械に大量のバゲット生地がこねられている。 これを一晩寝かせて バゲットナチュールができあがる。バリッとエッジの立ったバゲットは 私にとってのあこがれ。 どんどん焼かれ、どんどん売れていく。 お得意様は厨房から直接8本 10本とまとめて買っていく。 これは大変 数字は完璧に覚えなきゃ! というわけで、結構鍛えられた。 フランス人のバイト少年 数数えられないんだもん。 私、それに比べたらましでした。 なが~いおしゃもじ(名前聞くの忘れた!)で釜からパンを取り出すのも、職人気分。 小さなかごに落とさずに入れるのは 意外とむずかしかった。 クープも角度よくスパッと入ると、きれいに開く。 でもこれだけの規模のものを家庭の規模に縮小してどの程度応用できるのかは、未知数。 BIO(有機材料使用)もそうでないものとあまり変わらない値段で売られている。 日本だとすごく高くなるのに 不思議。 今回初めて食べたクロワッサンも感激の1ユーロ!