月別アーカイブ: 1月 2007
病院エピソード3
がん告知と言うと 少し前までは社会問題で、重たい感じがしましたが、もはや選ぶ余地もなく さらっと言われてしまいます。厚生省も積極的に言うように指 導していると聞きます。それだけ治療法が確立され、直りやすくなってきたということです。逆にはっきり言われないことの方が深刻な状態ともいえます か・・・。そうは言っても言葉それ自体気持ちのいいものではありません。もし今後本当に余命の宣告をされるほどの状態になった時、私は知らせてもらいた い。でも夫は人間それほど強くないといいます。良い機会なので、話し合っておかなきゃと思っています。それにしても健康だけがウリだったこの私、今後何を 売り出そうと考えますが、やはり思いつかないので、病気したけどこんなに元気っていうアピールでもしておこうかな(笑)
病院エピソード2
看護士の方々の優しさ、献身的な仕事ぶりには毎日感心してました。弱ってる時は体に心にしみます。夜中におなかが痛くて いたいよ~とナースコール した時 駆けつけてくれた息子と変わらないくらいの年の看護士さんの顔を見て、びーびー泣いてしまいました。今から考えるとホント恥ずかしいかぎりです。 でも、まもなく退院というとき、よかったですね~と心から喜んでくれたのです。(少なくとも私にはそう感じたのです) もちろん うんちの色を見てほめて くれた方も、一週間も洗ってない私の髪の毛を洗ってくれた方も、みんな優しかったです。仕事とはいえ・・・ねえ。このように数々の素晴らしい経験を重ね、 本日生還した私。言葉でありがとうを伝え切れなかったたくさんの方々に お手紙を書いて 空っぽになったベッドに置いてきました。