作成者別アーカイブ: hasegawayumiko

ケーキやパンを作っていると、やはり味見しなくてはなりません。人にふるまう時も、家族だけで食べる時だって。それが作る人の責任ってもんです。 一日中やっていると、途中の味見がかさみ、気がつけば　それだけで食事が食べられなくなるくらいおなかいっぱいになってたりします。ほんのちょっとずつの はずなんだけど、こわいわ～決してカロリー計算のできない食生活になっちゃってる。空腹感を感じる時間がないの。体によくないなとは思いつつ。 明日の朝は　クロワッサンと、シリアルいっぱいのパン。我慢できず、これも夜のうちに端っこ　食べちゃった。焼きたての一番美味しいトコ独り占めにしてるわけ。ま、作る人の特権かな。 で、私のあこがれの人は、かのギャル曽根ちゃん。食べることをホントに愛してる表情、そしてなにより、あれだけ食べてちっとも太らない体質、すばらしい循環機能。こればかりは努力だけではむずかしい、永遠のあこがれでしかないんだけど。

鰺や鰯、一年中ありますが、これから美味しくなっていきます。私の大好きな大衆魚のひとつです。鰯については最近めっきり減って、値段も高くなってしまいました。その昔　しこいわしなんかただ同然のような値段で売られていた記憶がありますが。 で、なめろうにします。みそ、しょうが、大葉　ねぎを混ぜてたたいて。あと、残った中骨にほんのちょっと塩をふり、電子レンジで４～５分加熱する と、ぱりぱりのおせんべになるのです。下にクッキングペーパーを敷くのをお忘れなく。これは文句なくおいしい！（鰯で同じ様にすると　少々生臭くなるの で、こちらは　粉をまぶして低温の油で揚げます）　電子レンジ調理のバラエティーがない私ですが、こればかりは　他に代わる道具がないようで。 わずかな骨を家族で分け合うのでなく、いっぱい食べた～い。これをやる度に、骨だけ売ってる　気の利いた魚屋さんないかなと思ってしまいます。

フランスではごく一般的なパンでリュスティックというのがあります。一般的過ぎて特徴がないせいか、あまり美味しいのを置いているパン屋さんがない です。成型らしい成型もなく、ラフに切り分けてそのまま焼く、コロンとしたかわいらしいパン。最近　とてもイーストを少なくして一晩寝かせて作るのに　 凝ってます。私もパン生地も朝ちょっと早起きして、焼きたてのパン・・・これがおいしい！私はバター専門ですが、　娘は塩とオリーブオイルをつけて食べて ます。 塩と小麦粉と水、ほんのひとつまみのイーストで、こんな食べ物ができちゃうなんて。生地に黒ゴマやくるみを混ぜても、これがまたいい。 寒くてなかなか発酵してくれないパン作り。それを逆手に取ったようなゆっくりパン。時間がすごい仕事してます。スローライフやスローフード、なかなか実践できませんが、このパンだけは作り続けて行きたいと思っています。

注文があって、ケーキを焼きまくる休日でした。シュトーレンとバターケーキ全部で１２台。お昼用にピザも作ったので、使った小麦粉は１．５キロ、 バターは１キロ！熱が冷めてから　ラッピングして、できあがったのは９時過ぎでした。いっぺんにすごい量作っちゃいたくなるたちです。 夕方郵便受けにちっちゃな袋にクッキーが入っていることに気がつきました。以前レシピを伝えた人からの結果報告用の物でした。とても美味しくて手づくりらしい味がしました。ピンポンしてくれたのに、夢中で仕事してて気がつかなかったのですね。 台所　と言うか大きくはない部屋中に甘いスパイスの香りがたちこめ、幸せで充実した一日でした。

一週間ほど前から肩が痛い。今まで経験のない気持ち悪い痛みです。40肩、50肩　何度も経験した父に言わせると、そりゃ、その類だよと。４０とも５０とも付かない年齢・・・って言ったら、そりゃ、四捨五入で50だなと夫に言われ、ムッ。体によくないこの精神状態。 おまけに3日前から鼻水に鼻声、時々くしゃみが続いている。夜中に起きて鼻をかんだら、とうとう花粉症になってしまったかも　と考え、眠れなくなってしまいました。風邪？それにしてもこの時期っていうのはあまりにも紛らわしすぎる・・・ 入院騒動から始まって体に変調が来る年齢ってことなのか、すっかり自信がなくなってしまった。自信じゃなくて、ただの過信だったのか？がたがたと 急に具合が悪くなるより　この程度の症状が起きるのは、心の準備ができていいんだ　とか、強がりをいうのもまた過信している証拠？

旬のものが好き。この時期にしかない金柑を常に冷蔵庫にストックしてます。皮のまま食べられるおもしろおいしいフルーツです。ちょっとの砂糖と軽 く煮て、タルトにしてみました。切り口を上にしたり逆にしたり、見た目もかわいくなりました。この前、イタリアンの教室で濃厚なプリンに組み合わせてたの も、良いアクセントになっていました。しかし、種が多いね。ぶどうや柑橘系も最近たねなしが多いけど。家庭菜園用に種無し品種もあるみたいだけど、スー パーに出回ってるもので　種無しは見かけたことがありません。ま、子孫を残すための種ですから、ある方が自然です。 なりものの木が欲しいのですが、何を選んだらいいでしょう？イチジク、レモン、ブルーベリー、金柑・・・　ちっちゃい庭しかないので、悩みます。庭になった果物を食べられたら幸せですよねえ　きっと。

ちゃんとお料理しようとすると、緊張感ってありませんか？私はパスタの時特にそうなのです。時間が勝負だから、段取り間違えるとえらいこと。家族がやってても、ついつい口出し手出しが多くなっちゃいます。だってのびてパサパサのパスタ　食べるのつらいもん。 最近　ある料理講座で　海の幸と春野菜のぺペロンチーノっていうのをやりましたが、みんな作り慣れてるでしょって感じであまり説明がなかったので す。私は何となく嫌な予感がして、なるべくパスタに目を光らせていようと思ってましたが、私ができたのはゆでるときの塩加減だけ。あとは袋の表示どおりに ゆでた柔らかめのパスタ、ずーッと前にできちゃってたソースは冷め、温めようとしたら　あさりは硬くなり、その間パスタはのび続け、ようやく盛り付けたら 　他の料理がまだ未完成・・・ぐずぐずでした。残念！とても食べられたものではなかったので、持ちかえって翌朝のミネストローネになりました。

ご近所の尊敬するご婦人にお会いしました。駅まで15分くらいの道のりの途中だったのですが、時には1時間近くもかけてフラワーセンターまで行かれ るのだそう。1月に85歳になったというこの人の話が面白い。姿勢がいいですよねぇ　に対して頭の方があぶないの。孫に　さっき言ったじゃないって毎日 はっぱかけられてるの。誕生日が過ぎると、保険の更新に市役所まで行くのは、まだ生きてるよって確認のようなもんね・・・などなど。　背筋がしゃきっとし て本当にお若い。　何年か前　薦めていただくままにお宅におじゃましてパッチワークの輝かしい作品群を見せていただいたことがありました。作品はもちろ ん、人柄のすばらしさに感動しますし、こんな生き方がしたいって思います。　母と共にお世話になっている方なので、3人でまたゆっくりお話したいです。 そんなこんなで市役所前で別れたら、階段のど真ん中を手すりにつかまらず、スタスタ降りて行ったのでした。

言われるがままに、地域団体の書記という肩書きを引き受けてしまいました。定例会の議事録をもう一人の方と交代に、そして、年に2回の広報誌の原稿書きをやっています。 手紙やプライベートの文章を書くのは嫌いでないのですが、硬い文章は苦手。同じ書くと言う作業なのに、どうしてだろうと思っていました。議事録や 今までにまとめられた文章を削ったり肉付けしたりするだけだから　楽チンのはずが・・・。字数が足りずに　えらくクドイ文章になったりして、笑えます。 やはり読み手の姿や顔を想像できるか否かがポイントのような気がします。地域の方の顔を想像しながらといっても、具体性に欠けるので、今まで　こ の仕事に携わっていることを知って読んだよ～と声をかけてくれた数人の顔を想像して、やっと書き上げました。もう少し楽しんで原稿作りができるよう、皆さ んに読んでもらいたいな。そして、いろんな批評をください。少しは　ほめてね。

月に一度イタリア料理を習っています。主に食べてグルメ情報を交換する日ですね。（笑）　いつも感心するのは、シェフの絶妙な塩加減。きょうもシェフの腕 はうなっていました。この塩加減よネ・・・とか話しながらあっという間に時間が過ぎてしまいました。本日のメニューは、鱈の牛乳煮　ポレンタ添え　ヤリイ カと菜の花のスパゲッティ　からすみ風味　トリッパ（牛の胃袋）のトマトソース煮込み　金柑のブティーノ　どれもこれも家庭ではなかなか登場しにくいもの ですが、季節感いっぱいで、その気にさせられます。トリッパもポレンタも久々にいただきました。手をかければ美味しいものが食べられるんだと、当たり前の 事実にたどりつきます。お土産にもらってず～っと我が家の冷蔵庫に眠るからすみちゃんも、今度の週末あたり、日の目を見ちゃうかもよ。